行きも帰りも

10日天気は曇り 年長児さんがサーモンパークまで

徒歩で行って帰ってきました。

往復4キロ!!頑張りました。


出発の時、ここである問題が発生。

『誰と手をつなぐか!』

教師があらかじめ誰と手を繋ぐかは決めることはしません。

各々が誰と手を繋ぐか考えてと伝えています。

ある子は誰と手を繋いだらよいかわからなくなり、

「どこにいったらいいの」「だれか~」「たすけて~」とうろうろ。

それに気づいた子が「〇〇ちゃんここいいよ~。一緒につなごう」と声をかけます。

年長担当の(ま)先生が子どもたちのほのぼの会話を教えてくれました。

☆川に流れる桜の花びらを見て

「船みたいだね」

「ほんとうだ船みたい」

「アリが乗ってそうだね」

「アリだったら沈まないね」

「ほお~アリの船か~」

「本当にアリ乗せてみたいね」

☆カモが集まっているのを見て

「ねえ10匹いたよ」

「なんか集まってるから今度は幼稚園みたいだね」

「なんで。川幼稚園じゃん」

「集まっているからおはようしてるんじゃない」

おどけて「グワーグワーグワー」

「10匹の幼稚園って少ないね」

目的地に着いた頃、雨がぽつぽつ。

さあ、これからどうするか話し合いました。

●雨のなかではお弁当は食べられない⇒雨がひどくなる前に帰って食べようか?

⇒せっかく来たのに、それは嫌だ⇒おなかすいたしお弁当食べて帰りたい

⇒お弁当食べて、遊んで、もし雨がざーっと降ったらバスにお迎えにきてもらうのは?

⇒カッパちゃんと持ってきてるから大丈夫だよ。その為のカッパだもん

子ども達が熱い思いを話し合っていると、

さけのふるさと館の方が「中でお弁当たべますか?」と天の声。

お言葉に甘えて館内で食べさせていただきました。

雨宿りしながら話し合っている子ども達の姿はどんなふうに映ったのでしょう。

 

必死な姿、懸命さ、まっすぐな気持ちは、困難に出会った時どこからか助けの手が

舞い込んでくる。そして、子どもたちはそのことに感謝の気持ちを抱くのでした。

 

さけのふるさと館の館長さんはじめ、スタッフの方々には

いつも温かく子どもたちを迎え入れていただき感謝いたします。