キリスト教保育
人は、生まれた時から一人では生きてはいけない存在です。
幼い時は、家族に守られ、育まれて成長し、私たち人間は、人との関わりの中で生きていくのです。
そこには、ひとり一人の人間が、かけがえのない「いのち」を神さまに与えられていることへの理解が前提となります。この人間の尊厳は、ひとり一人が神さまに与えらえた「他に譲ることのできない特有の恵み」なのです。
そして、自分一人だけでなく他の人々もまたそのような「いのち」を生きていることを知り、他の人々と共に生きる「人間の教育」を目的としているのが私たち学園が大切にしているキリスト教保育です。
みんなで「共に生きる」ということは、クラスや幼稚園、家族という枠を超えて、もっと広い「人間の課題」として「みんなで生きる」ということです。自分自身がまだ出会ったことのない、知らない人も含めた「みんな」で「共に生きる」ということを目指しているのです。
また、そのような「みんな」には、いろいろな違いを持った人がいることを知り、その違いを受け入れて、共に生きる仲間となっていくのです。
千歳幼稚園・認定こども園千歳第2幼稚園では、保育のなかでのさまざまな経験を通して、このような価値観を学びます。