ぴかぴかバッチ

今日は三学期終業日。

子ども達はここ数日なんだかそわそわ。

どうしてでしょう。

それは今日4月からの新しいクラスのバッチをもらうことができるのです。

 


一人ひとり名前を呼ばれて、新しバッチを先生からつけてもらいます。

まるで合格発表の掲示板の前にいるような、年末宝くじの当選番号発表前のような

ワクワク感とドキドキが混じり合った気持ちで待ちます。そして

新しいバッチを付けてもらうときは、ルンルン気分と変わります。

 


実は、希望していたクラスになれなかった子が大泣き!

「〇〇組がよかったー」とぐしょぐしょ。

先生も「気持ちはわかったよ。今日はいっぱい泣いていいよ」と抱きしめました。

でも、帰りのバスの中で気持ちをグィと変えて、「階段あがるのも楽しみだな!」と

自ら希望を見つけだし笑顔に戻りました。

バスの乗り込む際、泣きながら来た子にバスの運転手さんが泣いている理由を知ると

ポッツと「しかたがないな」。

人生において「仕方がない」ことは何度となく訪れます。それは仕方がないのです。

だからといって、運命を恨んでいても前に進めません。

気持ちを切り替えて期待通りではなかった現実を受け止めた未来のクローバーさんに

拍手をおくります。