木登り

「ちょっと天気を見てくる!!」

 

と颯爽と木登りを始めたクローバー(年長)さん。

 

そして、

そんなクローバーさんを見上げている子ども達。

 

「すごいね!」

「高いね!」

 

『自分で考えて、自分の力で最後まで登る』

千歳幼稚園の木登りの約束です。

 

そうすることで、

自分の力で登り、

自分の力で降りてくることが出来るのです。

 

その約束は年長さんでも、ひよこさんでも同じです。

今登れる子ども達も、何度も何度も挑戦して

やっと登ることが出来るようになってきたのです。

ずっと木にのぼりたかった

ちょうちょ(年少)さんやちゅうりっぷ(年中)さん。

 

一生懸命登り始めましたが、

まだ体も小さく、

うまく足を木に引っ掛けることが出来ません。

 

引っ掛けることが出来ても、

あと一息、力をぐっと込めて上に登ることが難しいのです。

すると、さっき登っていたクローバーさん達が、

そっと手伝ってくれていました。

 

木登りの約束を知っているクローバーさん達。

 

全部支えるのでなく、

登るときに力を入れる肝心なところで

そっと力を入れてあげていました。

 

本当は『手伝わない』という約束ですが、

約束をよく理解した上で

自分たちの経験を活かしながら

支える姿はさすがクローバーでした!

 

たくさんの子ども達が木登りに挑戦し始めています。

 

「出来ない」「登れない!」

という気持ちもたくさん感じながら

友達と一緒に前に進んでいって欲しいなと思います(た)